メモ帳
カテゴリ
全体 日記 思うこと 新聞 青島 マレーシアと私 読書 食 言葉 +自己紹介 旅行 膵臓日記 2018年の夏休み日記 2020年 夏休み日記 2020年 秋 2020年-2021年 冬 2021年 春 2021年夏 未分類 以前の記事
お気に入りブログ
UK Style デジデジ日記 香港に居るよ うちの食卓 Non so... きたぐにDAYS ♪kagatas' ro... たくさんのありがとうを君に… ふりぃらんす日誌 掬ってみれば無数の刹那 編集者の毎日 流されて、めんそーれ♪ デジカメ日記フロムID(... キャンベラに住みなす ろんどんらいふ 7days BBC~UK... 中国語の学習 あじさい通信・ブログ版 Kagatas* Table My Kitchen ~... だまらんど SCセンセの中国語なんで... 森の暮らし たいまぐら便り Mika's Favorite Never Know 編集王子 小紺有花の醸し塾 うちの食卓 イタリア主婦... ストリームバンク~北上川... Just The Way... team nakagawa I spy with m... その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2012年 03月 12日
金曜日にこの近辺に住む日本人のお友達に声をかけ、持ち寄りの昼食会をした。純和食あり、日本風の味あり、シリアのサラダあり。どなたも美味しいものを持ってきてくださって『日本人が作った食事は優しい味がする』などというコメントも出た。が、私がしみじみ『日本人の集まりだ』と嬉しくなったのは皆さん、ちゃんと対のお箸を見分けて使ってくださること。食卓に大振りのコップを二つ出し、片方には15膳ほどの普通のお箸を入れもう片方にはナイフとフォークを入れて自由に取れるようにおいておいたのだ。気づけばお箸はきちんと柄をあわせて減っている。当たり前のようでいてそうではないのである。
イギリス人はもとより中国人も『柄の違うお箸』というのは考えたこともないらしい。考えてみればナイフ・フォークなどの小食器はそろいのセットでどれもこれも同じサイズなのが普通だし、中国人家庭で使われるお箸も食堂のようにざらざらと同じのがたくさんある、というのが一般的である。どれが誰の、というのは当然ない。普段からこの柄はお父さんの、この柄はお母さんの、と見る習慣がなければお箸の柄をあわせて使うことなど思いもよらないに違いあるまい。したがって、日本人ではないお客さんにセルフサービスでお箸をとってもらうと必ずといっていい位、柄を見ずにただ2本取っていく。柄を気にしないどころか長さがぜんぜん違うおはしを1本ずつ取って使っても平気なのである。手の大きさに合わせた長さのお箸が使いやすい、というのも思いつかないものである。だから人数が多くビュッフェスタイルの時はお箸の用意をしたらそばについていて1膳ずつ渡すかどんな使われ方をしても気にしない覚悟をきめて自由に取っていただくかどちらか。それなのに日本人のお客さんだとそこは当然上手くいくのであった。 日本ではいつごろから自分のお茶碗に自分のお箸、というのが定着したのだろう。
by Lionmidori
| 2012-03-12 21:32
| 食
|
ファン申請 |
||