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2012年 04月 11日
朝10時半にホテルを出て目指すはオルセー美術館およびロダン美術館だ。オルセーは混んでいるに決まっているので先にロダン美術館に行き、ついでにそこで大人用のミュージアムパスを購入しようという魂胆だ。このミュージアム・パス、一番短いのは2日用。美術館やら博物館、凱旋門などの名所の入場料が無料になる。元が取れるほどあちこち回るかどうか、ちょっと疑問ではあるがオルセーやルーブルで並ばなくてよくなるというのも魅力である。今回観光名所をあちこちまわりたい二人連れが一緒であるので購入を決意。(よく考えて決心しないと買えないほどいいお値段。子供は入場料無料なので必要ないが大人の方は一人39ユーロ也。)
さてオルセー美術館を取り巻く行列はあっと驚くばかり。本当にここにはいるのかいなとあきれつつ横をとおってロダン美術館に行こうとしてふと目に付いた張り紙がある。横のタバコ・雑誌・絵葉書屋に『ミュージアム・パスあります。正規の値段』。さっさとここパスをで購入するも子供に行きやすいのはここよりロダン美術館であろうというオットと私の暗黙の了解の下てくてくとロダン美術館へ。ここは庭にもたくさん彫刻が置いてあるのだ。天気もよいし、こじんまりとして気持ちいい。ぐるっと庭を回り、屋内も回った後はお庭のベンチでチーズとクラッカー。 ちょっと迷ったもののリクエストのあった『写真を撮るために前を通るだけでいいからグランパレとプチパレ』を先にまわることにする。ロダン美術館から廃兵院(アンヴァリッド)の前にでるとエッフェル塔がよく見えた。パリには少ない芝生をふみしめ目指すは瀟洒なアレクサンドル3世橋。パリ万博にあわせて建設されたロシアとフランスの友好の証というこの橋は麗しい装飾がたっぷりついている。セーヌ川をいく観光船に手をふってみたり、ここからもエッフェル塔の写真をとったりおのぼり一行はいそがしい。橋を渡ると左手にグランパレ、右手にプチパレ。遠方よりのお二人は手に手をとっていそいそ写真を撮りにいく。私たち一家はベンチに座って一休み。義妹が『お姉さん、退屈そうだけどお姉さんも好きなところによってね』といってくれたのだが私はベンチに座りながら紫の花をたくさん咲かせた木蓮に見とれていたのだ。大陸性気候で春もおそいかと思っていたのにマロニエのつぼみもつき始めているし桜もさいている。今日もお日様がさんさんと輝き、荷物になるが仕方がない、コートは脱いで手提げに入れた。 ここからぶらぶら歩いてオルセー美術館を目指す。どこを歩いてもいいのだがこの際、とまっすぐ歩いてコンコルド広場による。ルイ16世やマリーアントワネットがギロチンの露となった場所である。広場中心に立てられているオベリスクは19世紀にエジプトから寄贈されたもの。はるばるルクソール宮殿から運ばれてきたオベリスクが立てられた際には脇でオーケストラが生演奏を行ったとか。こういうことはぜんぶホテルに帰ってからガイドブックを読んで仕入れた知識。実際にたった場所のほうが興味がわいて知りたくなる。コンコルド広場ではここまで来たついでにと、オベリスクのまん前にたって凱旋門を見る。ツール・ド・フランスの最終日に走るのはこの石畳なのね、と次男と二人でちょっと盛り上がった。 晴天続きで埃のひどいチュイルリー公園の入り口でアイスクリームを食べて元気をつけ、さらにオルセー美術館の傍までいってからカフェで軽食。と準備をしてから閉館まで2時間半といったところのオルセー美術館にはいる。子供達が楽しみにしていたのはゴッホの絵。それが済んでしまえば退屈するのみ、という二人をつかまえオットがそこらにある彫刻のスケッチをさせる。そのあいだに大人3人が残りをまわる。印象に残ったのは見事なオペラ座の模型。それから最上階の窓からの眺め。もと駅舎だったので大きな時計があるのだがそこからサクレ・クール大聖堂がよく見えたのだ。 さてそろそろ閉館という頃に美術館を出る。目指すはパリの大衆食堂シャルティエである。なにしろ低予算旅行、食事に贅沢は出来ないがパリに来たとあっては美味しいものを食べに出かけたいというものではあるまいか。あそこの値段なら何を頼んでも大丈夫、みんなであそこに行こうとはオットの提案であった。
by Lionmidori
| 2012-04-11 15:48
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