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2006年 05月 08日
あれは2月だっただろうか。3月にはいってからだったろうか。息子が地震が怖いといって、泣きついてきた。毎週木曜日に学校でパブロのお話を聞くのだといっていたが、そのパブロ、恐ろしい地震にあったというのだ。マレーシアにも地震が起こるなら、マレーシアには行きたくないと言い出す始末。やれやれ、次に日本に行くまでには何とかせねばと思ったのを覚えている。
このパブロ君が何者であったかが、先週ついに判明した。その名もパブロ・ピカソ。先生からのお手紙に、ずっと勉強してきたゲルニカについて、発表会をします、とあったのだ。どうやらピカソがゲルニカを描いた背景として3才のときに体験した地震の話があったらしい。地震のシーンを10分ほどの短い劇にしたものを発表するところを見てきた。6才の子供達と何ヶ月もかけてパブロのお話をし、ゲルニカを鑑賞し、一緒に黒やグレーだけ使った絵を描き、劇の指導をするなんて私にはとてもできない。でも子供達にはいいお勉強だったんだろうな、と思う。ちなみにわが息子は劇中、子どもを救う勇敢な消防士役であった。
by lionmidori
| 2006-05-08 09:10
| 日記
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