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2007年 02月 09日
ちょうど1週間前の今日、夜のこと。どうも何だか口の中に違和感を覚え、歯磨きしながらふと、確認すると左奥の最後の奥歯のその又後ろ側に大きな穴が開いていた。詰め物が取れたとしか思えないような大きさ。翌朝大急ぎで歯医者に電話して、緊急予約を入れさせてもらう。
『できるだけ早く見ていただきたいんですが。』受付嬢はあっさり、『月曜日ね。』『奥歯の横に大きな穴が開いているので心配なんです。』と訴えると、『ひどく痛むんですか?』ここで正直に話を進めていては歯医者に見てもらえない。『(そんなにひどくではないですが)痛みます。もっとひどくなるんじゃないかと心配で。』と言っておく。結局今すぐこられるのなら、といわれ、大急ぎで歯医者へ。 待つことほんの40分。この歯医者は正規の予約をしていても、このぐらい待たされるのはざらである。歯医者さん、私の奥歯を見るなり、カルテを眺めて『9月に詰め物したところでしたね。』あやうく、『違います!去年の9月から虫歯か、詰め物が取れたかどっちかだと思うからって何度か見てもらって、レントゲンまで取った歯です!』と言いそうになるのを『そうでしたっけ?』にとどめる。 結局麻酔をぶすぶすとされ、さらに待つことしばし。その後は、何十年かまえに日本の歯医者で治療をうけた詰め物をとって、けずって、詰め物をして・・・昼前には終わったものの麻酔が切れるまでは物を食べない方がいいといわれる。『詰め物のところが崩れたんですね。』と言う一方で、『虫歯は案外深くまでいっていたから、麻酔が切れたらひどく痛むかも。これで、神経まで届いていたら、僕じゃなくて専門医に言ってもらうようで500ポンドはかかりましたよ。』ご丁寧に『万が一、痛み止めでは我慢できないくらいひどい痛みが続いた時のために』携帯電話の番号まで教えてくれた。週末だからって。しかし、奥歯のどてっぱらに開いていた穴は、いつからどんな風にあいていたのやら?まさか、ずっと気がついていなかったのではないかとかんぐりたくもなるほどの親切さ。 1回の治療で全て終わらせてくれたものの、費用の方はNHS(国民保険)のきかない詰め物を使ったからと言うことで65ポンド(約1万3千円)。1週間たっても奥歯のかみ合わせは今ひとつしっくり来ない。もう2・3日調子を見ないと、と思いつつも食生活に響くのはいやな気分。おまけになんとも釈然としない気分が残っている。保険が利こうと利くまいと、今度の夏は、日本にいる間に歯医者に行こうか。日本の歯医者の方がまだ信用できそうな気がする。
by lionmidori
| 2007-02-09 09:33
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