|
2008年 04月 21日
仕事があれこれせわしなく、昼ごはんを食べる間に煮物を作っておこうと思い立った。刻み昆布とサツマイモの甘煮。ちょっとあったらご飯が美味しいんじゃないだろうかと思ったのだ。
丁度ことこと煮え始め、美味しそうな匂いがしてきたところに夫が昼食を食べにやってきた。『この変な臭いはなんだ?』と言う。昼ごはんの間、台所にいる間に煮て置こうと思って、と言ったらお昼のサンドイッチを持って仕事場に退場。よほど我慢の出来ない匂いだったらしい。そういえばいつだったか家族が朝ごはんを食べている横で煮干の頭をとっていたらやっぱり『くさいからやめてくれ』と言われたことがあったっけ。 昆布を炊く匂いも、煮干の匂いも食事の準備の『いいにおい』だと思っている私にはちょっと驚きだった。でもそういえばいつだったか鯖を焼いた匂いがしたときも『焼き魚は外で焼いてくれ』と言われたっけ。 マレーシアの台所は屋内と屋外、2つあるのが基本形。たとえアパートであってもベランダのようなところに『ウエット・キッチン』があって、ガスレンジがある。揚げ物や匂いのきつい物は全てそちらで調理する。熱帯気候で窓は開け放たれて風通しも良いし、1日何度でも水浴びするし、そんなこととも関係があるんだろうか。 美味しい食べ物のにおいはなんでも『いい匂い』だと思っている。いや、食べるのは好きじゃないけど実はドリアンの匂いも気にならない。マレーシアのスーパーでドリアンの匂いがすると『ああ売っているな』と思ってちょっとふかぶか匂いをかぐような呼吸をするくらい。まして某知人のように『吐き気を催す』などとは露ほど思ったことがない。だから煮干や昆布まで『くさい』と言われるのは心外である。 今日の昼時、夫があまりにも忙しそうなのでサンドイッチを仕事場まで運んであげたら人の顔をみるなり『今日も煮物作ってるところ?』
by lionmidori
| 2008-04-21 18:47
| 日記
|
ファン申請 |
||