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2011年 09月 23日
マレーシア滞在中、義妹のかつての先生が思いついて建築設計をしたという宿泊施設二箇所に泊まった。ちょっと風変わりだったのがSerendahという施設。『キャンプ場よりはちょっといい、という程度。石鹸はこちらで用意しますがタオルやシャンプー類は持参してください』というこの宿泊場所はオラン・アスリと呼ばれるマレーシアの先住民族居住区の中にある。森の中の宿泊施設である。泥の家、木の家、ガラスの家と三種類あって木の家は昔ながらのマレー風。ガラスの家は壁も天井もガラスでできた高床式よりも高いところに床のある家、まるで木の上に家があるようだ。
私の両親と夫の両親には高低の少な目の木の家に泊まってもらい私たち一家と妹夫婦がガラスの家に泊まった。森の中、ちょっと急な階段を上った所にある『一階』は台所に洗面所・お手洗いそしてラウンジ。寝室はその上にある。壁の三方がガラス戸である。すぐそこでジャングルの木がゆれている。私たちがついた日はかなり激しい雨が降り、肌寒いくらい。それでも夜寝るころには雨もほとんど上がり雲がながれ月が時折のぞくのを見ながら幸せな気持ちで寝床に入った。 翌朝はいいお天気。気候は夏だが日の出は7時を過ぎる熱帯のこと、ガラス張りでカーテンがなくてもゆっくり眠れる。小鳥がさえずり木漏れ日が気持ちいいさわやかな朝。と思いきや、さわやかではない人が二名。夫と義妹が『ねむれた?』『お兄ちゃんも眠れなかった?こわかったよね』とやっている。聞けば子供のころジャングルに出る霊の怖い話を散々聞かされていたのを次々と思い出してしまったのだそうである。『夜中に目が覚めたらもう恐ろしくてめがさえちゃってね。』『なんだ~、やっぱり?そっちのベッドでも怖がっているって知ってたら二人で起きてればよかったよね』なんて言い合っている。 木の家の人たちはよく眠れたかと思いきや、家の構造上、義理の父のいびきと寝言が一晩中筒抜けでこちらに泊まった方々も安眠とはいかなかったらしい。私はぜひまた泊まってみたいと思っているのだが、夫は一緒に来てくれるだろうか。
by Lionmidori
| 2011-09-23 05:07
| マレーシアと私
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