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2005年 06月 01日
友人たちと楽しく食事をして、食べ物の話で盛り上がっていたら、オットが青島での食にまつわる体験談をはじめた。中国ではうっかり、あれなあに?と聞くと、たとえ食べ物でなくても料理してくれてしまうことがあるので、気をつけるように!というのは、釣り餌のムカデをご馳走になってしまったオットの本音であろう。ふっと、オットと2人だけでレストランに招待された時のことを思い出した。
それは冬の夜であった。レストランの前で取引先の人にあって、挨拶しながらふと、看板を見ればその名も『蛇旺宮』。15センチ幅の厚ぼったいビニールでできた床まである暖簾のような代物をかきわけて中に入ると中には空の水槽が沢山つまれている。 『ああ、今寒いから、みんな厨房の中にいるんですよ。』 (寒いから、ってなにが寒がってるわけ!?)と内心気になったが、幸か不幸かオットは漢字は読めないので談笑しながらどんどん先を行き、そのまま、個室に案内される。ウェイトレスがもってきたメニューは、オットの方に差し出されるも、僕は読めないから、というその一言で私の前に開かれた。ああ。 眼鏡蛇。○○蛇。□□蛇。メニューは蛇のオンパレードであった。蛇以外のものは載っていなかったと思う。よくわかりませんから、オーダーはそちらでお願いします、と言ったのは覚えているのだが。結局その夜のメニューは前菜は蛇の皮の和え物、メインは蛇鍋となった。蛇鍋のお肉はきれいに薄く骨も無しの削ぎ切りにしてあったのでほっとしたのもつかの間、スープの出しの足しに、と4つに切られた小さな黒トカゲが入れられた。コレは食べ物だったのか今もって不明。オットはその一切れをうっかりすくい上げてしまい、困って、私のお椀に入れてくれた上、失礼に当たるから食べなくてはいけない、と主張した。私たちを招いてくれた人はいいんですよ、食べなくてもといっていたのだが。もちろん私も一切れ見つけてオットのお椀に入れてあげたのはいうまでもない。 こんなことも、今となっては笑い話、いい思い出である。
by lionmidori
| 2005-06-01 08:40
| 青島
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