I spy with my little eye ...
2021-07-29T13:39:57+09:00
Lionmidori
あれこれ思うこと
Excite Blog
中間地点・PCR検査あれこれ
http://myeye.exblog.jp/32244846/
2022-07-31T13:10:00+09:00
2021-07-29T13:39:57+09:00
2021-07-29T13:38:12+09:00
Lionmidori
2021年夏
また、現在イギリスで一番身近なテストはラテラルフローテストと呼ばれる簡易検査キット。こちらも検体の採取方法はさして変わりはない。
今回の日本一時帰国にあたり、まずは渡航前日にLAMPテストなるものを受けた。検査会場に行ったら『ドライブスルー式』、助手席に座ったままで窓をあけ、おじさんが長い綿棒を鼻の中に左右交互に突っ込んでおしまい。ちょっと拍子抜けの簡単さである。反比例するかのようにしっかり料金はかかったけれど。
日本についてすぐの羽田でのPCR検査は唾液を採取して行われる。衝立の陰でできるようになっていて唾液がためやすいように試験管に差し込める漏斗も配られる。何と簡単なことか。幼い孫が何度も綿棒を喉だの鼻だのに突っ込まれるのを心配しているイギリスの友人がこれを見たらなんというだろうか。イギリスにおいて子供たちの鼻の粘膜の心配をしている声は結構あるのである。もっとも必要とされている唾液の量もけっこうなもので、シェーグレン症候群を患っている母など絶対無理だとおもわれる。酸っぱいものを思い浮かべて耳下をマッサージ、とアドバイスが書いてある。アドバイスの横にはレモンと梅干の写真。同じ飛行機で後ろの席にのっていたインド人風の3人組はどうしているか知らん、と、ちょっと思う。
宿泊施設においても2回PCR 検査があって、それが2回とも陰性なら無事『釈放』となる。いや、『仮釈放』か。まだ公共の交通機関は使えないし実家に戻っても外に出てはいけないのだから。この3回の検査は個人負担なし。
PCR検査譚には、まだ続きがある。イギリスに戻る飛行機に乗るのにやはり陰性証明書が必要となるのだ。そしてこの証明書、もちろん英語で書かれていなければならない。いったいどこでどうやってもらうのが一番やら、と時間があるのをいいことに、ネットで検索。お値段がピンキリで恐ろしく差がある。そしてイギリス入国後2日以内にもPCR検査を受ける必要があって、その予約もしておかないといけない。こちらもどこでどうやって受けるかがピンキリで値段もまちまち。コロナ禍を機に新しいビジネスに目をつけている人が少なからずいると見える。
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中間地点にて
http://myeye.exblog.jp/32244814/
2021-07-29T13:04:00+09:00
2021-07-29T13:04:40+09:00
2021-07-29T13:04:40+09:00
Lionmidori
2021年夏
現在6泊7日の『検疫所管理の宿泊施設滞在』の5日目。ちょっと一休みするのにちょうどよかったのかもしれない、と今更におもう。
思うところあって夏休みの一人での一時帰国を決意。かなり迷って、日本とイギリスそれぞれの隔離期間やかかるかもしれない経費を検討し、やはり帰ろうと決めた。その後になってから前日、いや当日にだって『濃厚接触者』となったら飛行機に乗れなくなると気づいてまたしても心穏やかでいられなくなる。息子たちも一緒なら日本のみんなも嬉しいだろうと思いつつ、日本の感染者状況がどうなるかわからず、それが飛行機の便にどう響くかわからないと思うとやはり一人での旅にする。
イギリス出国前の日本入国前の準備がややこしい。指定されているアプリをダウンロードし、厚生労働省’所定のフォーマットでPCR検査の陰性証明書を出してくれる会社を探す。イギリスの学校は学期末で年度末。それでなくても忙しい時期なのに加えてコロナ関係での雑多な事務も増え、感染者増加をたどるマンチェスターでは欠席児童の家族との連絡も怠れない。会社の帳簿つけもちょうど先の四半期の締め切りがせまる。2月頃、と言われていた緑内障の検診予約は入るは、膵臓の定期健診のMRIの連絡が来るは、息子の膝の故障が『靭帯損傷で手術が必要』との診断は下るはこんなに忙しないことがいまだかつてあったろうか?
『本当に飛行機に乗って羽田に着くまでいかれるかどうかわからないと思っておいて』と日本の家族にも言ったの真剣にそう思っていたのだけれど。オットや息子たちの方はやっぱり同じように思っていたらしく『接触確認アプリはしばらくブルートゥースを切っておいたら』と言われたり『万が一もらってきたら大変だから誘われたけど外出しないでおくね』と言われたり。21日に無事仕事がひと段落して、22日にちょこまか片付け、23日に飛行機に乗った。
文字通り部屋から一歩も出られず時差ボケがなかなか取れなかったけれどこの際もう抗わず、眠い時には昼寝、眠れないときは本を読んだり録画してあったものを見たりして過ごしていたのにさすがに日を追って現地時間に身体がなじんできた。
さて。残りの待機期間は明日を入れれば9日間。明日の夕方実家に戻れば窓が開くようになり、外気が肌に感じられるようになると思えばそれが楽しみである。たとえあの肌にまとわりつく高温多湿の空気でも。
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ダイエット
http://myeye.exblog.jp/32056532/
2021-03-25T01:53:00+09:00
2021-03-25T01:53:48+09:00
2021-03-25T01:53:48+09:00
Lionmidori
2021年 春
我が家では復活祭までの間である『四旬節』が終わるまでと言う期間限定で、3月からダイエットをしている。我がオット殿、そんなに太っているわけでもないのだがどういう訳か内臓脂肪レベルが結構高い。やや過剰気味の上限の13から14の間が続いていた。これを何とかしたい、Blood Sugar Dietなる糖尿予備軍の人のための体質改善ダイエットをやってみたいと言い出したのだ。お友達もやってみたというこのダイエットだか食事療法、炭水化物を減らしたうえで一日のカロリー量に気を付け運動も続ける、と言うもの。4週間分のメニューと作り方まで本にのっている。カロリー摂取量を気にせず量を多く作ればおいしそうな食事でもある。
どうせなら皆同じものを食べる方が作り手としては楽ちん、と言う訳でこのダイエットが始まった。大学に行ってちょっと体重が増えた長男は2週間、オットと私はひと月、小麦粉・コメ・芋類なしの生活が始まった。あれ、と思うほど朝ごはんの量が少ない割にはお腹は減らない。野菜が中心なのでお昼ご飯は仰天するほどボリュームたっぷり。夜ご飯も美味しくて量も結構ある。極めつけはレシピ。カロリー量が明記されている割には結構いい加減に『鶏むね肉一切れ』とか『胡瓜半本』とか書いてあるので作るほうも気楽なものである。
そんな塩梅でも毎週測ってみるとちゃんと体重だの脂肪率が徐々にへってきた。おまけにオットの内臓脂肪レベルがちゃんと下がってきたのである。毎日せっせとジムに通って運動し体重が何キロか減った時でさえびくとも変動しなかった内臓脂肪が減っている!というのでオットは大喜び。夜な夜な夕ご飯の後にビスケットの誘惑と戦い、週末にはワインの誘いに耳栓をした甲斐があるというものだ。
ダイエットを辞めたらまた上がってきてしまうのでは、と思わなくもないけれどたまにこうやって気を付けるのは悪い事ではあるまい。2週間だけ参加、と試してみた長男のひどいニキビが改善されたのもちょっと嬉しい
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10年
http://myeye.exblog.jp/32036530/
2021-03-12T02:11:00+09:00
2021-03-12T15:56:44+09:00
2021-03-12T02:11:40+09:00
Lionmidori
2021年 春
10年前、朝起きぬけのラジオでニュースを聞いた。地震・津波・福島の電子力発電所事故。あの日からしばらく、生まれて初めての表現しがたい不安定な気持ちでいっぱいになった。自分の内側が空洞になって内側から浸食されて行っているような感覚。『不安』だったのだと思う。イギリスにいて、かけらほども地震を感じなくてもそうだったのだ。あの頃、漠然と自分の故郷が消滅するのかもしれないとさえ思っていた。あの時小学生だった我が子達、何をどれだけ、どんな風に覚えているだろう。
今日も仕事は『いつも通り』だったけれど、それでも今日はちょっと特別な一日。
翌日になってわかった。昨日頭の中をぐるぐる回っていたのは10年の長さと、10年の短さと、そして10年目の記念日と言ってもそれは伸びていく線の中の一つの点でしかないという事。
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春よ来い
http://myeye.exblog.jp/32022265/
2021-03-03T01:48:00+09:00
2021-03-03T01:48:41+09:00
2021-03-03T01:48:41+09:00
Lionmidori
2020年-2021年 冬
先週の水曜、夜中と明け方のあいだと言った時間にマレーシアから予期せぬ電話があった。義父が亡くなったという知らせ。ここ1年、危ないかも、と言われたこともあったけれどそれも脱し、義弟たちの住むクアラルンプールにある老人ホームに移ってそれなりに元気にしていたのに。スタッフによれば夜中の巡回の折りも3時の巡回時も何の問題もなかったのに朝6時の巡回の時にはすでに息を引き取っていたとの事。
朝になってマレーシアときちんと連絡をとり、葬儀場にいた家族が画像で棺の中の義父の顔を見せてくれてやっと実感が湧く。奇妙な一日の始まり。
私たちには葬儀に戻るかどうかと言う選択肢さえなく、マレーシアでもコロナ禍による移動規制が厳しいため、結局お葬式は翌日の朝行われた。8時間の時差がある私たちにとっては知らせを受け取った24時間以内にお葬式。参列できないけれどせめても、と言う訳でオンラインでつなげてもらいオーストラリアの義妹、アメリカの義弟、イギリスの私たちとマレーシアで『顔を合わせ』た。
私の職場からは、ちゃんと2・3日仕事を休むようにと言われる。葬式の準備があるでなし、どこかに出かけなければいけないでなし、とも思ったのだけれど実際思いもかけない所から電話がかかってきたり、家族との話し合いがあったりして、この忌引きはありがたかった。本来なら義母のところに届くであろうに私たちもお花を頂いた。せっかくだからと何枚か大きく義父の写真をプリントアウトして額に入れ一緒に飾った。元気なころの義父。イギリスに遊びに来た時の義父。百合の花の香りをかぎながらいろいろな事を思い出す。
明日でやっと一週間。天気のいい日に一家4人で散歩に出かけたり、家の中を片付けてみたり。いつもとちょっとペースが違うけどそれでもみんなそれぞれに哀しい知らせを消化しつつある。私はこういった哀しみが波のようによせたり曳いたりするのを思い出している。
オットが言う。哀しいのは残された僕たちだけで、お父さんは自由になれて喜んでるよね。確かにそうだ。
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鳴き声
http://myeye.exblog.jp/31990735/
2021-02-12T01:17:00+09:00
2021-02-12T01:17:56+09:00
2021-02-12T01:17:56+09:00
Lionmidori
2020年-2021年 冬
まてよ。納戸の向こうはガレージ。昨日ガレージの戸を閉める前に隣の猫が入り込んでないか見てみたんだけどなぁ。直前に庭にいたような気がしたのだ、隣の猫。それで戸を閉める前に気にしていたのだが、あの時は見かけなかったのに。昨日の夜料理していた時や夜台所をかたずけて調味料を戻していた時も『にゃん』とも音はしなかった。
とまれ台所まで下りて行って納戸の戸を開けると確かに『にゃあ』と聞こえる。こりゃ大変。慌ててガレージのドアを開けに行く。ドアを開けて待つこと3秒。隣の猫がひょろひょろり、という趣で出てきた。いや参った。あちらも遠慮して声を立てなかったのだろうか。
隣の家の方に戻っていったのを確かめて慌てて仕事に戻ったのだが気がかりなのはガレージに猫の置き土産がないかどうか、ということ。見に行かねばなるまい。
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明日はいよいよお正月
http://myeye.exblog.jp/31990728/
2021-02-12T01:09:00+09:00
2021-02-12T01:09:17+09:00
2021-02-12T01:09:17+09:00
Lionmidori
2020年-2021年 冬
年末の大掃除のほとんどは週末のうちに済ませ、いつもより片付いてあるところもなくはない。ないのだが何しろ4人の大人が毎日家の中で暮らしているとあってはなんとなく雑然とした感が否めない。あれこれいつもと違う今年の『お正月』である。
例年のようにお友達や親せきと一緒にご飯は食べられないけれど、それでも何を作ろうか相談し、お正月のごちそう談議に花が咲き、平日の夜でもちょっと一杯、などと言うあたりはお正月気分。一緒にご飯は食べられないけど代わりにオンラインで乾杯しようか、と言う話が出るのも今年ならでは。
例年だったら『元旦』に新しい服を下すのに今年はそれもなし。インターネットで探そうかなどと言う話も出たのだが、ちょっと気のりせずにいるうちに手遅れ。そこで思い出したのが戸棚に眠っているTシャツの在庫である。新品ではあるし。と言う訳で昨晩は戸棚に眠っていたお土産屋ら何やらのTシャツの在庫を引っ張り出し『元旦』に着るおニューの服を選んだ。これまた楽し。オットは何年か前に日本で買ったドラゴンボールのTシャツ。長男はユニクロのTシャツで次男はダマール社の赤いポロシャツ。彼にちょうどいいサイズだけどほんとは女性用では。いったいどこから来たシャツだろう。私はこんなこともあろうかとクリスマスにもらったスカーフをおろさず取っておいたのでそれ。
今晩の餃子の中身はもうできている、ので今日は仕事も定時に切り上げて、これから最後のもうひと踏ん張り、家の掃除。
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生年月日
http://myeye.exblog.jp/31976055/
2021-02-03T01:58:00+09:00
2021-02-03T01:58:31+09:00
2021-02-03T01:58:31+09:00
Lionmidori
2020年-2021年 冬
で、この記録、誰が・いつ・そして検査結果、と言うのに加えて『生年月日』を記入することになった。紛らわしい名前の人が居た場合、生年月日ははっきり違うから、と言う理由である。と言うわけで現在学校で勤務する人々の誕生日を記入する毎日。ちょっと『のぞき見』している気分。さすがに西暦2000年以降の誕生日の人はいないのだけれど90年代だの80年代生まれの人のまあなんと多い事。
あああ。『お母さんってば60年代に生まれたの⁉そんな年だったのか~。白髪が多いわけだよね』と息子に言われるはずである。
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食事作り
http://myeye.exblog.jp/31969594/
2021-01-30T02:44:00+09:00
2021-01-30T02:44:14+09:00
2021-01-30T02:44:14+09:00
Lionmidori
2020年-2021年 冬
献立を決めてもらうところからがまずちょっと難しい。一番大事な事。それはほかでもない。ちゃんと見られるレシピが存在するものを作ってもらう、と言う事。次に大事なのが副菜まできっちり決めてもらう事。そうでないと野菜の量が極端に減る。
次のハードルは献立の心づもりを聞いておいて必要な食材をそろえておくこと。何しろほぼ初心者が二人だからないものの代用品を見つけるというのが案外難しく、まずはレシピ通りの材料が無いとなかなか自分たちだけでは先に進めないのである。おまけに現在気楽に買い物に出られない身なので毎週金曜の夕方までに希望を出してもらわないとならない。
実際に食事を作ってもらう当日は食材を大体そろえておくか、わかりやすい場所に出しておくこと。そして慣れない食事作りには案外時間がかかるから早めに始めるように、というのをさりげなく、しかしきっちり言い渡すのを忘れないようにすること。一番大事なのはいったん食事作りが始まったらなるべく台所から遠ざかり、あれこれくちばしを突っ込まず、夕食の時間がたとえ大幅に、例えば2時間近く遅れようとも怒らないこと。そして食事に呼んでもらった時に流しに大量の洗い物が積み上げられていようとも、にっこり笑って一仕事、一片付けの大切さを説くこと。
息子たちもだんだん慣れてきたようだがこちらも少しずつ慣れてきてくちばしを突っ込まず、できた料理をありがたく美味しく楽しめるようになってきた。ありがたや。
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予防接種
http://myeye.exblog.jp/31965002/
2021-01-27T01:36:00+09:00
2021-01-27T01:36:58+09:00
2021-01-27T01:36:58+09:00
Lionmidori
未分類
ニュースで見てるとずぶっと筋肉にさして痛そうだよね、と父がいうのでインフルエンザの予防接種とおんなじだったよ、と答えていたら昨日、ちょうどそれに関する新聞記事に出くわした。いわく、日本ではワクチンは原則皮下注射というローカルルールがあるのだという。因みにイギリスではインフルエンザはもちろんワクチンは基本的に筋肉注射。そんな違いがあるかもしれないとさえ意識していなかったので、父の発言はここからか、と納得。別にだから痛い、と言う事もないと思うのだけれど。
イギリスでは2回目の接種がいつになるのかで世論がもめている。より多くの人に第一回目の接種をするか、それともデータの出ている範囲内で確実にいくか。私が気をもんでも仕方がないしなぁというのが私の気持ち。小さい頃、天然痘やBCG、いろんな予防接種を受けたっけ。そういった予防接種が本格的に始まった頃も、副作用が出ないかとかどのくらい間をあけるのが理想的かとか、どうやって耐性があるか確認するかとか、いろいろと取りざたされたんだろうなと想像する。
いずれにしても一回目の接種が済んだだけだし、コロナウィルスはまだまだ巷に大流行しているしで、相変わらず『医療関係のアポイントメントと運動以外はまだ外に出ないように』と釘を刺されている。
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ゆきやこんこん
http://myeye.exblog.jp/31963434/
2021-01-26T02:38:00+09:00
2021-01-26T02:38:24+09:00
2021-01-26T02:38:24+09:00
Lionmidori
2020年-2021年 冬
マンチェスターは丘に囲まれているうえ一応都会でもあるので我が家の辺りはあまり積もらないことが多い。10年ほど前に大層寒い冬があったけれどあれは例外で雪が降るのは1回か2回あるかどうか。と言う感じなのだがこの冬はクリスマスのあたりから何度も雪の日。今朝も起きたら地面が白くなっていた。雪明りでいつもより明るい夜の景色。朝起きて、ちょっと青いような光の加減のなか窓から眺める庭。庭の木々の枝が雪で覆われ、芝生も何もかもすっかり白いというのはいつもと違って気持ちがいい。
私もオットも「誰も踏んでいない雪景色」というのが好きである。のだが。お隣に越してきた一家、昨年春のロックダウン中に子猫を二匹飼い始めたのだ。この二匹、まだまだ若い猫だからなのか、「猫はこたつで丸くなる 」などと言う事は全然なくて、雪が降るとどういう訳か我が家の庭に出向いてきてあちこち楽し気に跳ね回り、落ちてくる雪を追いかけ、まぁ楽しそうな事。「僕のまっさらに白い庭が!足跡だらけで台無しだ。」とオットは嘆くけれど猫たちだって何年かすればああやって雪の中で遊ばなくなるだろうと思う。
実際の所、我が家の息子たちに「雪が降って綺麗だから一緒に公園まで散歩に出ようよ」「今日ならそりを持っていったら滑れるよ」とさそっても同行してくれるのは3回に1回くらい。小さい時はあんなに喜んで一緒に出掛けたのに、とぼやくのはもちろん私ではなくてオットである。
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我が家の食洗器
http://myeye.exblog.jp/31945259/
2021-01-15T01:12:00+09:00
2021-01-15T01:12:09+09:00
2021-01-15T01:12:09+09:00
Lionmidori
2020年-2021年 冬
あの頃のイギリスは食洗器のある家、と言うのがまだそこまで多くなかったと思う。「あらいいわね」と言われたことも少なからずあった。でも、食洗器を使うことはそこまで多くはなく、壊れた時も結局買い替えずにいる。
と言う訳で現在の我が家におけるディッシュ・ウォッシャーは機械ではなくて文字通り食器洗いをする人なのである。長男と次男が我が家の主なディッシュ・ウォッシャーだ。長男が大学生になってスコットランドに行ってしまってからは学期中は次男の担当だったのだけれど去年、ロックダウンで長男が帰ってきていた時は二人で代わりばんこ。一日3回を二人で公平に分けるのに隔週で何曜日、どの食事の時が誰の担当、と何やら細かく分担表ができていたのには笑ってしまった。
今回のロックダウン、スコットランドに帰りそびれた長男の滞在中はさすがにそこまでは凝らず、二人で話し合いながらやっている。夕食後、食器を洗うだけでなくて拭いてしまうところまでやってもらえると嬉しいのだけれど、と思いつつ、指導するのが面倒くさく、ついそのまま自分で片付けているのであった。ま、食洗器だってやってくれるのは洗うところまで、だけれど。
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七草粥の前に
http://myeye.exblog.jp/31933803/
2021-01-08T01:40:00+09:00
2021-01-08T01:40:38+09:00
2021-01-08T01:40:38+09:00
Lionmidori
2020年-2021年 冬
七草粥、と思う前に毎年することがある。それは1月6日にクリスマス関係の飾りを片付けること。1月6日はクリスマスから数えて12日目、東方の賢者が赤ん坊のイエス様を訪ねてベツレヘムやってきたとされる日である。それでツリーもリースもその他のお飾りもこの日まで、となっている。我が家では例年暖炉の上の飾りは旧正月まで置いておくのだがその他はなるべく6日までに片付けるようにしている。何しろそういうキリがないと忙しさにかまけてずっと出しっぱなしとなりかねない。
とはいえ今年は「クリスマスの飾りをもう少し長く飾っておきませんか』という話題がラジオで取り上げられていた。イングランドも全国的なロックダウンとなり気持ちが落ち込んでいる人も多い。何しろ一日の新規感染者数が5万人だの6万人だのと言う毎日である。飾りを取っ払って殺風景になるより、もう少し長く飾っておいて楽しんでも怖いことは起こりませんよ、との事です、とアナウンサー。あら、片付けないのはそんなに験の悪い事だったのかしらんとちょっと耳をそばだてた。1月6日のエピファニーに飾りを片付けないとゴブリンが出る、などと言う事を言った人もあったそうな。
ともあれ我が家のクリスマスツリーやお飾りは例年のごとくほとんどすべて屋根裏にしまい込まれた。さて今日のご飯は何にしようかな。
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みたびめの外出禁止
http://myeye.exblog.jp/31920863/
2020-12-31T16:47:00+09:00
2020-12-31T16:47:41+09:00
2020-12-31T16:47:41+09:00
Lionmidori
2020年-2021年 冬
クリスマスが過ぎての月曜日発表のイギリスでの感染者数は多かった。一日の新規感染者数が4万人台に登ってしまったのである。統計の都合上週末明けの月曜火曜は確かちょっと人数が多い。加えてクリスマスは金曜日だったし。しかし続く火曜はさらに増えて5万3千人の新規感染者。2日で10万人近い新規感染者が確認されたというのはちょっとピンとこない。感染者の入院患者も春のピークと同じくらいいるというし、事実上のロックダウンであるTier 4の区域が全国に広がっても何の不思議もない。
不思議はないとは思ってはいても水曜午後のボリス君による発表はちょっと辛かった。Tier 4になったら、という心の準備はちょっとはしていたのだけれど。発表の後にスーパーまで歩いて行った。全く馬鹿馬鹿しいとは思ったが「しばしの別れ」の前に必要不可欠とは言い難い物をいくつか買いに出たのだ。荷物持ちの次男と出かけて、別にいつもより時間をかけて棚をのぞく、などと言う事もなく。玉ねぎとジャガイモを買い足して、ついでにちょっと手に入れにくいライ麦粉を購入。焼きたての美味しいパンの匂いを嗅ぎながらおしゃべりする帰り道。
夕食の頃までにはご丁寧なEメールに加えて携帯にもメッセージが届いていた。例の「重症化が懸念される人たち」へのお知らせである。たとえTierが変わっても1月末までは運動のため及び医療機関に行く以外の外出はしないようにとのおたっし。
翌朝起きれば東京の感染者数も1300人と言うニュース。気が沈まないと言ったらウソである。でもまだまだ毎日の暮らしの中に心躍るものはたくさんある。在宅でも小学校の事務は続けられているし、衣食住、何の心配もなく家族そろって新年を迎えられるのである。しゃんしゃんと暮らさねば。
皆さまも楽しいこと、嬉しいことに思いを寄せつつ、どうぞよいお年をお迎えください。
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やっとう
http://myeye.exblog.jp/31881831/
2020-12-08T01:15:00+09:00
2020-12-08T01:15:13+09:00
2020-12-08T01:15:13+09:00
Lionmidori
2020年 秋
それにしたってこれはちょっと、と思いながらひょいと掲示板を見たらなんと剣道クラブのお知らせが貼ってあるではないか。どうせ試すならこちらでは、と問い合わせたところ初心者のお試しコースは6週間、と言う。まず一週目に参加して、やってみたくなったらあと5週間通ってそれからどうするか決めればよいとの事。6週間の費用は竹刀と木刀込み。
とても楽しかったのだけれど、6週間が終わった後のクリスマス休みの間に腰と肩に変調をきたし、調子が戻るのを待っている間にコロナ騒ぎが広がってなんとなし諦めてしまった。剣道クラブの先輩方はどうしているのかしらんと時々思う。
今でも続けていたら型やお作法を覚えるのにどのくらいかかっただろうかとぼんやり思うことがある。私にはとても難しかったのだけれど先生や先輩方の目を見張るような変身ぶりに目を見張っていた。特にトマス先生。仕事が終わってげっそり、と言った風体で登場するのに剣道着に着かえ、『道場』に入るとピシッとしておまけに打ち合いの時の気迫と言ったら同一人物とは思えないほどだった。
そうして時々思い出すのは練習中に先輩の、と言っても我が家の次男坊くらいのお兄ちゃんが『ふーん。小学校の事務員?じゃあ、学校で面白くないことがあったのみんな「コノヤロー」ってうっぷんはらすんだよ!』と言っていた事。仕事をしながら面倒くさい親にあたると今晩は竹刀を振り回しちゃおうかなぁと思うのである。本当にはやらないけど。
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