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2020年 09月 15日
膵臓の手術を受けた際に脾臓も摘出されてしまった。と言う事で免疫関係には気を付けるように、と言われコロナ禍が懸念されるようになった3月下旬からは自宅にこもっているように国からお達しをもらってしまった身。とはいえ規制も緩み、9月から小学校に戻って事務をしている、と言うのは以前も書いた。
親はなるべく電話やメールで連絡を取ることになっているのだがそれでも事務室にやってくる人はいる。『ほかの人に任せてなるべく窓口には出ないでね』とは言われているがそうはいかないときもある。当然マスクをしての対応である。受付に入れるのは一度に一人、もしくは人家族。マスクしてください、というお願いの張り紙もしてある。が、まぁ、マスクをしてくる親は5割ほど。 見ていると布で作ったマスクの人が多い。街を行く若い人は不織布マスクが多い印象だが学校の先生方や親は布製のマスクが圧倒的に多い。ちなみに子供たちは『登下校時、マスクをしてきてもいいし授業中にマスクを着用していても止めないけど』本当は授業中は外してほしいのだそうである。 ご主人が臓器移植を受け、免疫制御剤を飲んでいるスタッフがいる。いつもフィルター付きの黒いマスクをつけて、でも心配でストレスが溜まっているようなのでN95という医療用のマスクに切り替えたら?と提案してみた。一日ずっと出なくても生徒と近距離で接するときだけでも。『使い捨てだからダメ』ときっぱり言われてびっくり。思惑はいろいろとあるものである。
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by Lionmidori
| 2020-09-15 15:02
2020年 09月 15日
イギリスの人は気持ちよく、無理のない範囲で募金する、と言う印象がある。
小学校でも毎学期一回以上は募金活動のための『制服を着なくていい日』が設けられるし、スーパーのレジなどでも買い物を袋に詰めるのを手伝ってくれる代わりに募金してください、というボーイスカウトなどの活動がよく見られる。人々の心にぐっとくる活動をしている人が居ればみんながそれぞれ身の丈に合ったように応援する、という一番最近の例はトム・ムーア退役大佐だろう。100才の誕生日までに、イギリスの医療機関で働く人のために1000ポンド(14万円弱)の募金を集めようと、歩行補助器を使って庭を100往復するという宣言をし、募金を募ったあの方である。ひたむきに努力する姿がテレビニュースで流れ、募金がひっきりなしに行われ、4月30日のBBCの報道によるとキャプテン・トムの集めた募金総額は40億円に上った。 友人の18になる息子さんが募金運動を立ち上げた 。白血病と戦って3年。若い人がかかる白血病が寛解に持っていかれる確率が大きく上がっている中、不運な事に彼の患っている白血病はまだ治療法が見つかっていないという。余命宣告もされたけれどシンガポールで新しい治療を受けられるかもしれないことが分かった。その可能性に賭けたい。どうぞ生きるチャンスを下さいというお願いだ。友人によると、この三年、完治の可能性を口にしなかった担当医もこの治療には希望が持てるといったそうな。それは石にかじりついてでも行って治療を受けねば。治療の費用は約7千万円。50万ポンドだ。目のくらむような金額だけれど『5万人の人が10ポンドずつ寄付してくれればそれで足りる』と言うところに心を打たれた。私も微々たる募金の他に何かできないかと考えて職場の先生たちのチャットグループに彼の募金活動についてのリンクをあげてみた。私の同僚からしてみたら何の面識もない男の子である。それでも『シンガポールに行かれますように』と寄付をしてくれた人が何人もいた。多分、そういう風に『お茶一杯分我慢して』とか『ビールちょっと飲む代わりに』と多くの人が寄付してくれている模様で目標額に手が届きそうなところまできた。いやいや、大口の募金もあったのかもしれないが結構な勢いで広まっていっている模様。治療費の他にも何かと物入りに違いないと思うといくらでも集まってほしいと願わずにはいられない。 で、今週の金曜日、私の勤める小学校ではJeans for Genes という遺伝による病気の研究のための募金活動が行われる。制服の代わりにデニムを着てきて募金しよう、という日だ。これもまた微々たる額でも募金しよう、と思うのであった。 #
by Lionmidori
| 2020-09-15 07:19
| 2020年 秋
2020年 09月 14日
秋、新年度。学校事務は転入生を迎えるのにも忙しい。大学に近い学校なので親の学位習得による転出生徒が案外いるのである。加えて今年は自宅で勉強しているうちにホームスクーリングを検討し始めたのですが、などと言う相談も舞い込んだ。これは学校から市役所の担当部署に連絡して査定してもらい許可が出れば転出。このようにして出た欠員を埋めるのも事務の仕事である。
イギリスの学校では毎学期一回、一年に3回の『センサス』と言うものがある。実態調査とか、情勢調査と呼ばれるべきものだと思う。在籍生徒数を調べたり授業内容を見たりするのだが秋の調査の日に在籍している生徒数が定員に充ちているか、と言うのが校長先生と事務局長さんにとって、大変な関心事である。というのは政府から学校に支給されるお金は秋の調査に在籍している生徒一人につきいくら、と決まっているからである。 と言う訳で、市役所から来る転入希望者のリストと学年ごとの欠員人数を見比べてなるべく速やかに転入希望者の親に連絡する、と言うのも私の仕事のうちなのだった。急がないときは市役所に連絡すればあちらで正式な連絡のみ取ってくれるのだが、これだと案内は郵送。たまに連絡が着くまで2週間以上かかることがある。そのうえで親の方から『別の小学校に入りました!』などと言われては困るのである。特に欠員が出ている秋には。 市役所の担当職員と連絡とりつつ、電話連絡やらメール連絡やらに励み、結果金曜日にやってきた転校生3名。本日の月曜日に転入する子1名。先週連絡取れなかった姉妹のお家があって、そこがうまく行けば欠員は2名。加えて、できれば幼児部にあと二人。イギリスの幼児部は3歳児、とまだまだ小さいうえこのコロナウィルス関連で入学を躊躇する親もあり、まだ一杯ではないのだ。さて今月中に定員いっぱいになるだろうか。 #
by Lionmidori
| 2020-09-14 15:01
| 2020年 秋
2020年 09月 07日
いろいろな不安や心配を抱えつつも、それより沢山の児童が欠席だったらどうしよう、と迎えた木曜日の朝。前日は事務室にいたスタッフの間で『何人出席するか賭けようか? 』などと言う冗談が出たほどだったのだが蓋を開けてみたら出席率は95パーセントほど。欠席の理由もまずまず、こんな内訳なら大丈夫そう、と言う感じ。ジャマイカのおばあちゃんのところに行って来たらコロナウィルス関連の対策方針が変更になり、帰国がぎりぎりで間に合わず二週間の自宅待機を余儀なくされてしまった子。お母さんが無事大学院での勉強を終了したので飛行機が飛び次第、サウジアラビアに帰国すると言っていた一家。濃厚接触した可能性があるので大事を取って欠席という生徒。なんと兄弟の中学が月曜からなのでそれに合わせて月曜から出席しますと悪びれず『正直に』知らせてきた親もあった。
その中で一番心配なのがリビアに帰省した家族。マンチェスターに住む親戚から連絡があって、リビアからトルコに出る飛行機が一切キャンセルになってしまったのだという。で、こちらに戻る予定が皆目つかないというのだ。嗚呼。内戦状況だかコロナウィルス関連の事情によるのか、その辺りは説明されなかったのだが、『お母さん、子供たちの事を取っても心配していて。それで何らかの形で宿題を送ってもらえないかと言う事なんですが。』いや、私はそれよりも無事に帰ってこられるのか、と言うのと合わせて小学校から除籍の憂き目にあわないかが心配。在学で欠席と言うのには日数に限度があってたとえこのような状況下でもどれだけ欠席が続くかわからない場合校長先生が『除籍』と決めたらそれっきり、なのだ。 この時期にリビア?と思う。でもこの家族夏休みは大概毎年リビアに戻っていたのだ。マレーシアも日本も思いつくままには帰れなくなってしまったけれど、多分リビアはこの人たちが戻った時、そこまで厳しくなかったのだろう。オットと二人で『家族がいるのだもんね、あっちに』『食べたいものもきっといろいろあったよね』 さて、学年ごとに登下校の時間も多少ずらしての新学期だったのだが『校庭にいる迎えの親の人数が多すぎる』『親がマスクしてこない』『兄弟の登下校時間が違うのは何とかならないんですか』などとの連絡も舞い込んだ木曜日・金曜日。話は聞いて、でも『学校側も努力してますし、お互いだんだんと改善して上手にやっていけるようになるはずですから』と言うのが基本方針。週末明けの本日はどんな塩梅となることやら。 #
by Lionmidori
| 2020-09-07 14:46
| 2020年 秋
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